手肌に負担が少なく、色柄物の洗濯や、消臭効果で注目される酸素系漂白剤。
この酸素系漂白剤には粉末のものと液体のもの2種類ありますが、成分が異なることを知っていますか?
商品の裏の成分表示をよく見てみると、原料も違うことがわかります。
液体のもの:
過酸化水素水(酸素系)、
界面活性剤(ポリオキシエチレン
アルキルエーテル)
液性:酸性
粉末のもの:
過炭酸ナトリウム
液性:弱アルカリ性
液体の酸素系漂白剤の袋の
裏側の成分表示
粉末の酸素系漂白剤の袋の
裏側の成分表示
今回おすすめするのは「粉末」の方。生協等での取り扱いの他に最近はドラッグストアでも手に入ります。サラサラとした白い粉末のものです。
おすすめポイント① 用途によって濃さを自在に
液体のものより汚れ落ちがよいので、部分的な汚れや染み抜きに効果的です。
落としたい汚れを見つけたらその部分を水で濡らして絞り、濃い目(60度の湯
200ccに対して小さじ2杯)の漂白液を洗濯ブラシ等でたたきます。
汚れがとれたら薄め(40度のぬるま湯3Lに対して小さじ6杯)の漂白液につけ置きます。
お湯が冷めるまでひたしておきましょう。
おすすめポイント② 殺菌効果でニオイを退治
粉末が水に溶けるときに出る活性酸素が匂いの素の雑菌を退治してくれるため、消臭できます。
枕カバーや男性の肌着の皮脂のニオイもつけおきでスッキリします。
おすすめポイント③ 洗濯槽の掃除にもつかえる
洗濯槽の掃除にはお風呂の残り湯や沸かしたお湯を高水位まで溜め、酸素系漂白剤をよく溶かして混ぜ、5分ほど洗濯機を回し攪拌。一晩ほど放置してみると黒カビなどが浮いてきます。
これは生乾きの洗濯物のニオイの原因の一つです。一度しっかり掃除してみましょう。
尚、商品の表示をよく読み、使用できる素材、金属や貝など反応してしまう付属品はないか等に気をつけて活用してください。