2015年のパリ協定で、日本は、2013年と比べて2030年に26%削減を目標としました。
更に、2021年度には地球温暖化対策計画が閣議決定されました。
地球温暖化対策計画は、地球温暖化対策推進法に基づく政府の総合計画で、
2016年5月13日に閣議決定した前回の計画を5年ぶりに改定しました。
日本は、2021年4月に、2030年度において、温室効果ガス46%削減(2013年度比)を目指すこと、
さらに50%の高みに向けて挑戦を続けることを表明しました。特に家庭では、増加傾向にあるので、
46%減を目指すことも閣議決定されました。
そこで、町田友の会では、まず2013年の会員の各家庭からの電気、ガス、灯油、水道からのCO₂排出量を調べ、2022年は毎月、CO₂排出量を提出しました。
こちらの表が2013年と比較した2022年の1年間の世帯平均のグラフです。
平均78名のデータで、2013年は268kg、2022年は262kgです。
この数字は、12月分CO₂とほぼ同じ排出量になりました。
そして、12月分のCO₂排出量の平均は、わずかとはいえ10kg減少しました。
寒くなり、洗面所で電気ストーブを使う人もいます。
暖房設備はどのように使っていますか。着るものや窓付近の工夫など聞いています。
こちらでわかっている2人家族の人を見たところ、200kg前後の人が一番多くて
一番少ない人は80kg、また100kg前半の人が11名でした。
今後も引き続きCO2排出量調べをしていきます
9月例会の報告から
私たちが調べた6月分と7月分のCO₂排出量です。
猛暑が始まった時期でしたが、昨年と比べて、一世帯平均が6月分30kg、7月分が22kg減少し、1人1人の心がけが数字に表れています。
「ガス」の使い方では、夏はお風呂でなくシャワーが主という人もいれば、いつも通り湯船に入るという人もいます。
食器洗いは、夏は水で充分。でも、油汚れは使い捨て布で拭き取り、落ちにくい汚れだけ
重曹水を使いお湯で洗うこともガスの節約につながります。