みんなのCO₂排出量

町田友の会では環境を守るために家庭から出るCO₂を削減する取り組みをしています

家庭でできるSDGsの一つとして、電気、ガス、灯油、水道の使用によって排出されるCO₂を毎月計算して、提出して、町田友の会のみんなが出しているCO₂を算出してグラフ化し、前月との変化や前年から削減できているかなどを確かめたり、削減のための工夫などを聞き合って、少しずつCO₂を減らすことにとりくんでいます。


 

6月例会 報告から

3月分に引き続き、4月分のCO排出量も昨年に比べると多くなっています。3月、4月と気温の低い日があり、暖房を使った家庭が多かったためでしょうか。 

これからの季節、暑い日に窓を開けるときは風の流れができるように、2か所、特に北側の窓も開けるように心がけましょう。涼しさを感じると思います。

また、エアコンの使用について、出かける30分前に冷房を切っても涼しさは続きます。電気器具の使い方、選び方はCO排出量に影響すると感じている人もいます。

ペットボトルに水を入れておくだけでも水温はかなり暖かくなります。きれいなペットボトルを使えば、調理にも使えたり、食器洗いのお湯の代わりに使えます。

 

世界気象機関は6月6日 「世界目標のパリ協定より早く今後5年の間に年間平均気温が1.5度以上高い年を経験する可能性が高い」 との予測を発表しました。

 

ひとり一人が意識することにより、CO排出量削減、地球温暖化の速度を緩くするようにしていきたいですね。

  

SDGsとは「持続可能な開発目標」。

簡単に言うと「世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこう」という計画・目標のことです。 ※「持続可能な」という部分は、「人間の活動が自然環境に悪影響を与えず、その活動を維持できることを意味しています。

日本では・・・ 

2015年のパリ協定で、日本は、2013年と比べて2030年にCO₂の 26%削減を目標としました。

そして、地球温暖化対策計画は、地球温暖化対策推進法に基づく政府の総合計画で、

2016年5月13日に閣議決定した前回の計画を5年ぶりに改定しました。

 2021年4月には、2030年度において、温室効果ガス46%削減(2013年度比)を目指すこと、

に家庭では、増加傾向にあるので、66%減を目指すことも閣議決定されました。

 

町田友の会では・・・

2030年に家庭から出るCO₂の66%減を目指して、みんなで取り組みを始めました。

まず2013年の会員の各家庭からの電気、ガス、灯油、水道からのCO₂排出量を調べ、

2022年には、毎月、CO₂排出量を提出しました。

上の表が2013年と比較した2022年の1年間の世帯平均のグラフです。

78名の平均のデータで、2013年は268kg2022年は262kgでした。

この数字は、2022年12月分CO₂とほぼ同じ排出量です。ここがスタートで、まだまだ2030年の目標には

遠く及びませんが、少しずつ削減目標に近づくように、引き続き、互いの工夫を聞き合い、CO2排出量調べを続けていきます。